ハルムこどもえん(幼保連携型認定こども園)
所在地 |
埼玉県比企郡滑川町羽尾1830 |
電話番号 |
0493-56-3223 |
FAX番号 |
0493-56-5648 |
施設長 |
矢尾 千比呂 |
職員 |
園長、保育教諭、保育士、栄養士、事務員 |
定員 |
2・3号認定170名(生後57日から就学前) 1号認定15名(満3歳~就学前) |
開園時間 |
<保育時間>7時00分~19時00分
<延長保育時間>7時00分~8時00分 |
開設年月 |
昭和53年4月ハルム保育園
令和2年4月ハルムこどもえん移行 |
第二ハルム保育園(保育所・子育て支援センター「すくすく」併設)
所在地 |
埼玉県比企郡滑川町羽尾615 |
電話番号 |
0493-57-0033 |
FAX番号 |
0493-57-0033 |
施設長 |
寺園 隆治 |
職員 |
園長、保育士、栄養士 |
定員 |
2・3号限定90名(生後57日から就学前) |
開園時間 |
<保育時間>7時00分~19時00分
<延長保育時間>7時00分~8時00分 |
開設年月 |
平成17年4月 |
ハルム松ノ木保育園(保育所)
所在地 |
埼玉県東松山市西本宿1727 |
電話番号 |
0493-81-5532 |
FAX番号 |
0493-81-5532 |
施設長 |
小池 千佳 |
職員 |
園長、保育士、栄養士、事務員 |
定員 |
2・3号認定60名(生後57日から就学前) |
開園時間 |
<保育時間>7時00分~19時00分
<延長保育時間>7時00分~7時30分/18時30分~19時00分 |
開設年月 |
平成29年4月1日 |

1.一人ひとりの子どものよさと可能性を伸ばしていく。
年齢の違う子どもや大人との関わりの中で一人ひとりの違いを認め、尊重できる関係を築いていきます。共に生活する中で考え、一人ひとりの特徴や魅力を受けとめ、共に学び、育ち合います。また、大人も子どもに対して、畏敬の念をもって接し、子ども一人ひとりに意志があり、尊重される存在であることをしっかり認識して接していくことを心がけています。
2.豊かな生活経験を積み重ねながら、生きる力の基礎を培う。
一日の生活の中での毎日決まって行うことがあります。例えば、草木の水やり、動物の世話、園庭の準備、お部屋の掃除、食事をいただく準備、片付け、布団敷きなどです。それらを、子どもの目の前で大人の動作一つひとつを丁寧に行っていきます。「片付けなさい」というよりも、大人が楽しそうに、そして丁寧に行っている様子を見せると子どもは「やらせて」と言って自然と同じ様に行おうとします。そして、子どもが「自分でやりたい」「一人で」という時は、自立の第一歩として受け止め、自分で行うのを見届けるようにしています。
その他にも、お米や野菜などの栽培、収穫、調理、土づくりといった過程を経験する中で、大地の恵み「いただいた命」を大切にする気持ちを育んでいきます。カマドを使った料理づくり、土手や森林散歩など、豊かな生活経験の中で子どもの育ちを手助けしていきます。
3.健康な身体の基礎をつくる。
早寝早起きを基本とした規則的な毎日を繰り返すことで、子どもの心とからだが、バランスよく育つといわれます。生活リズムを整え、毎日決まった順序で、同じ場所、同じ時間に繰り返し行うことを大切にしています。また、安心安全な食事を心地よい環境の中で食べることも健康な身体の基礎をつくる上で重要です。
4.よく見、よく聞き、よく考える子どもに育てる。
子どもは、周囲にあるモノや人の行動を見て、興味をもったモノに触れたり、口に入れたりしながら、理解を深めていきます。そのうち身近な人の行動や周囲で起きている事象を再現するようになります。自分も同じ様に行ってみたくなるのです。「大人の行動をよく見ているなぁ」と関心することも多いと思います。5歳頃になると遊びの中で、本物そっくりの食べ物や遊びに必要な衣装、道具をつくります。これらの遊びを行うには、まず、よく見ること、物事を観察する力が必要となります。そして、聞くことは、見たことの理解を助けます。子どもたちが行う「振り遊び」「ごっこ遊び」と呼ばれる周囲での出来事を再現する遊びは、よく見ること、よく聞くことがなければ行うことはできません。
また、人の思いを聞くことは、自分の思いとは違った他者の思いに気付き、関わり方を学ぶ経験につながります。それには、大人が子ども一人ひとりの思いを大切に考えて、子どもの話に耳を傾け、受けとめていくことが大切です。更に、素話などのお話を聞き、お話の世界をイメージすることは、想像力を育てていきます。
私たちは、大人が決めた事にただただ従う「聞き分けの良い子」を育てようとは思いません。自らよく見て、よく聞き、よく考えて、周囲の状況を判断したり、自己コントロールできる力をハルムの子に育てたいと願いかかわっています。

当施設は、埼玉県西北 比企丘陵地帯の一角に「児童に適切な保護育成のための保育環境を!」という目的で創設されました。広く地域社会に融合して、近隣の市町村の行政区を超えて、入所を受け入れ、多様化する育児の保護者ニーズに応えてきました。単なる保護者の「勤労時間の解放」という託児所的機能ではなく、この子にやがて訪れてくる多様な社会環境に調和できる人間世代への基本姿勢を求めてきました。
(平成13年定員増改築を記念して発行したパンフレット 故矢尾正前園長の文章より)